Amazonせどり用の価格改定ツールを使いたい!だけど・・・

「どの価格改定ツールを使えばいいか分からない…」

「価格改定ツールを使いたいけど有料のツールしかない、無料のツールは無いの?」

そんな悩みはありませんか?

 

Amazonせどりで稼ぐためには、リサーチや仕入れ、販売戦略などもちろん重要ですが、その他に重要な要素として『価格改定』があります。

 

自分以外の出品者が価格を下げてきたら、自分もそれに追随するために価格を見直す(下げる)事も必要ですし。

自分以外に出品者がいなくなり、自分一人が独占的に販売できているときは、利益を最大化させるために価格を見直す(上げる)事も時には必要です。

 

この価格改定をすべて手動でしている人も少なからずいますが、出品数が多い場合や、値動きが激しい場合などは手動での価格改定が難しいので、すべてツールに任せている、という人も多いと思います。

 

 

価格改定ツールで有名なのは

↓↓

プライスター(30日間無料)

マカド! Amazon総合管理システム(30日間無料)

Amazon販売総合管理ツール「D-plus」(30日間無料)

 

主にこのあたりでしょうか。

 

どれも有料(月額制)ではありますが、自動価格改定機能だけでなく、出品機能や商品管理機能、売上管理機能など、様々な機能が搭載されています。

 

上記いずれかのツールがあれば、出品や価格改定・売上管理などの手間が大きく短縮化できるので、より仕入れ作業に専念することができるはずです。

月額費用以上の費用対効果は十分あると言っていいでしょう。

 

ですが、売上管理などはエクセルなどで管理もできますし、まだそこまで商品数が多くない、または稼げていない段階では、月額5~6,000円の負担は重く感じますよね。

なので、できればもっと安価(もしくは無料)で使える、『価格改定ツール』がないか探している人も多いと思います。

 

 

そこで、今回の記事では、

「有料ツールを使うまでのせどり規模ではないが、価格改定ツールを使ってみたい!」

「価格改定だけで十分なので、そのようなツールを探している」

という人のために、

 

【無料で使える超優秀な価格改定ツール】の紹介と、その使い方について解説していきます。

 

この記事を読んで、あなたも使い勝手の良さを実際に確かめてみてください!

 

 

有料ツールはもう不要!?Amazon公式から提供された自動価格改定ツール!

さて、早速結論からお伝えしますが、無料で価格改定ツールを使いたいなら、Amazon公式が提供している、【「価格の自動設定」機能】がオススメです!

 

この機能は2016年8月頃より提供が開始されました。

その時のリリース文がこちらです。

↓↓

【新機能】「価格の自動設定」機能の提供を開始しました
2016/08/30
この機能により、出品者様の決めたルールに基づき、指定したSKUに対して自動で価格を更新できます。例えば、同じASINの最低価格の値動きに合わせて、自社の販売価格を一致させることが可能です。24時間365日、手間をかけずに価格更新が可能になります。自動設定はいつでも停止・再開できます。

ツールはこちら
機能の概要はこちら  *このリンクをクリックするとYouTubeに移動します
●よくある質問:
[Q]全商品が自動化されてしまいますか?
[A]いいえ。指定したSKUのみ自動化し、1SKUからご利用できます。

[Q]自社の価格が際限なく値下がりしませんか?
[A]自動更新の制限範囲となる上限・下限価格を、各SKUに設定していただくため、無制限に値下がり・値上がりすることはありません。

[Q]中古品やメディアカテゴリー商品にも利用できますか?
[A]はい。カテゴリーに制限はありません。ただし新品以外のコンディションの場合、最低価格のみ比較し、サブコンディションが同等以上の商品のみを対象として自動設定が可能です。ルールを作成する際は、「比較する価格」、「商品の比較対象」の2つの項目で上記をご選択ください。

[Q]Amazon直販部門の商品とは競合しないようにできますか?
[A]はい、Amazon直販部門の価格に対しては反応しないように設定できます

 

概要についてはこちらのページをご確認ください

↓↓

Amazonヘルプ:価格の自動設定(外部リンク)

 

まぁ、簡単に言えば、『プライスター』や『マカド!』のようなAmazon総合出品管理ツールの機能の一部である、『自動価格改定機能』と同等の機能が、Amazon公式よりリリースされたのです。

 

これが何と無料で使えるのですから、価格改定ツールを使っていない人にとっては、かなりありがたいですよね。
(現在は大口出品者のみ、無料で使えるようです)

 

実際に使ってみたところ、価格改定機能だけなら他の有料のツールとなんら遜色ない出来だったので、「価格改定ツールは使いたいけど、有料はちょっと・・・」という人は、こちらを選択肢に入れてみると良いでしょう。

 

ツールの使い方を解説

ではここからは「価格の自動設定」機能の使い方を解説します。

 

まずはAmazonセラーセントラルトップページから、【価格】⇒【価格の自動設定】をクリックします。

 

 

↓↓↓

 

 

はじめて使う場合はこの画面になりますので、【開始する】を押してください。

 

 

ここで細かい価格改定ルールを作成する事ができます。

  • 独自の価格改定ルールを複数作れる
  • 同一コンディションの最安値・カート価格を基準に設定できる
  • 新品、ほぼ新品、非常に良いなどのコンディション指定ができる
  • 配送経路(FBAのみ、自己発送のみなど)の指定・悪い評価の出品者を除外できる
  • Amazon価格を除外する事もできる
  • SKU毎に異なるルールを指定できる
  • 各SKUで下限価格・上限価格の設定ができる(必ず設定が必要)
  • 一度設定したルールを別の価格設定ルールに変更可能
  • 自動設定を開始すると、15分~1時間程度で価格改定が行われ、その後は自動ループ
  • 出品停止や手動で価格変更した場合は自動設定が保留される
  • 最長30日間の価格変動の履歴を確認できる

 

など、細かく指定できるのですが、今回は試しに、

【FBA状態合わせで、同じコンディション以上でFBA最安値+-0】

という条件で設定してみたいと思います。

 

例えば、

  • 自分の商品のコンディションが『良い』
  • コンディション『可』の人を除く、『良い』以上の商品の中でFBA最安値に合わせる

 

という設定です。

FBA商品のみで、自己発送は除くものとします。

 

 

上記のルールで作成したら、このようなルール設定になりました。

一応、評価での除外もできるので、付け加えておいても良いと思います。

 

ルールを作成すると、今度はルール設定する商品を選ぶ事ができます。

ここに価格の下限と上限を設定して、開始を押してください。
(下限と上限を設定しないとエラーになります)

 

これで設定が完了です。

あとは15分~1時間程度経てば、自動で価格改定がスタートします。

 

価格改定の履歴を見たい場合は、

出品者の販売価格から【価格の履歴】を見ると、

 

 

先ほど設定した商品の履歴を見ることが出来ます。

 

2回目以降で、新しいルールを作成したり、既存のルールの見直し・運用停止、既存ルールの対象商品を変更したい場合は、最初と同じく【価格】⇒【価格の自動設定】を選んでください。

 

 

このような画面に移りますので、必要に応じて使ってみてください。

 

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

 

Amazonが公式に提供している価格改定ツールでは、複数のルール設定、細かな価格の設定、評価の低い出品者を除外できるなど、有料ツールに劣らないほどの機能が多く備わっています。

しかも、これらは大口出品者であれば、すべて無料で使う事ができます。

 

「他の機能はいらないから、価格改定ツールだけ欲しい!」という方には、このツールはうってつけではないでしょうか。

 

正直、これが無料で使えてしまうとなると、これまで価格改定ツールを使ってこなかった人も使うようになり、ツールによる価格競争がより激しくなってしまうのでは・・・
という懸念もありますが、それはツールを使わなくても起こる問題ですし、ツールだけに頼る人はいずれ淘汰されていきます。

 

なので、今回紹介したツールも非常に便利ではありますが、ツールに頼りっぱなしではなく、ツールはあくまで補助的な役割として考え、しっかりとAmazonせどりで稼げる術を身に付けて頂ければと思います。

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。