最近では一部上場の大手企業でも、副業を容認している所が増えてきましたが、それでもまだまだ副業禁止にしている会社の方が多いですね。

 

このご時勢、会社の給料だけではやっていけないので、少しでも給料の足しになればと、副業をする人が多いですが、

会社にばれると何かと面倒なので、

「何とかして会社にバレずに収入を稼ぎたい!」

という人も多いのではないでしょうか。

 

 

というわけで今回の記事では、副業でせどりをしている方向けに

  • 何故、副業でせどりをするとバレるのか?
  • 副業でせどりしていることがバレないようにするにはどうすればよいのか?

を解説していきたいと思います。

 

 

副業でせどりをすると会社にバレる?

副業せどりがバレるとどうなるか

これは私の知人のケースですが、副業で行っていた転売ビジネスで稼ぎ過ぎたせいで、会社から、

 

「副業を止めるか」

「会社を辞めるか」

 

の2択を突きつけられたそうです。

 

まぁ、副業OKの会社で無い限り、従業員が副業に力を入れすぎて、本業が疎かになってしまうのはできるだけ避けたいですよね。

正直、この状況にまでなってしまったら、隠し通すのはかなり難しいですし、両方を続ける選択肢も中々難しいと思います。

 

なので、出来る限りその状況にならないようにする事が大事です。

 

ちなみにその方は迷うことなく「会社を辞めます」と言ったそうです。

(その時点ですでに本業の数倍以上は余裕で稼いでいたそうなので)

 

もちろんあなたも、すでに本業以上で稼いでいるのなら、『会社を辞めて独立する』という選択肢も十分ありですが、

  • まだまだ会社を辞めて生活できるほど副業で稼げていない
  • 何だかんだ言って本業の収入は魅力的だし、当面は辞める事は考えていない

というであれば、尚更、副業バレは防ぐように考えていきましょう。

 

会社の人や知人・友人にせどりがバレる理由

副業をしている事を自分からバラしてしまう

これは結構多いケースですね。

 

特に副業せどりで稼げるようになってくると、調子に乗ってお酒の席でついポロッと話してしまう事もあります。

また、羽振りが良くなった事を周りから聞かれて、つい話してしまう事もあると思います。

 

人はどうしても『認められたい欲求』が少なからずあります。

なので、自分が上手くいっていることを誰かに話したくなる気持ちも分かります。

 

ですが、あなたが副業せどりで稼いでいる事が知れ渡れば、それに嫉妬して、告げ口する人もでてこないとも限りません。

 

副業せどりに関して言えば、基本的には自分から周りに話さない限り、バレる事はそうそうありません。

 

ただ、自分の家族や奥さん(旦那)だけに話していたのに、そこから話が漏れてしまった、という話も聞きますので、家族に話す場合でも、それを周りに言い触らさないように徹底しましょう。

 

どうしても周りに話したい場合は、自分の家族だけに留めるか。

あとは周りに同じようにせどりや副業をしている人がいれば、情報交換の意味も兼ねて話すのはいいと思います。

 

ネットに登録している情報からバレる

これは可能性としては低いですが、考えられる例としては「Amazonに登録してある個人情報」から疑われるケースですね。

 

Amazonせどりの場合、Amazonに個人情報を登録する必要があり、そのページは誰にでも見る事ができる部分です。

なので、何かしらの拍子に誰かにそのページを見られて、そこからバレてしまう可能性は考えられます。

 

また、出品者ページ以外にも、Amazonの出品者名(店舗名)を個人名にしている場合や、

自分の存在との関連が分かる名前にしてしまうと、そこからばれてしまう可能性もあります。

 

ですが、Amazonせどりに関して言えば、それ以外でバレる可能性は限りなく低いです。

 

例えば、『(Amazonに登録してあるあなたの氏名) Amazon』とネットで検索しても、

おそらく、あなたのAmazon出品ページは検索には引っかかりません。

 

ですので、検索で引っかかる可能性は限りなく低いです。

 

あとはもしあなたがブログやSNSで副業を匂わせる発信をしていて、そこに個人情報を登録していていたら、そこからバレる可能性はあります。

ただ、いずれも注意すれば防げる範囲ですので、バレる心配はそう多くはないのではと思います。

 

住民税の額でバレる

これはせどり含む、副業をしている人は全員注意する必要があります。

 

基本的にせどりで稼いだら確定申告をしなくてはなりません。

 

ただし、会社勤めの方は会社の給料から毎月住民税が天引きされているはずなので、本業の給料に対する確定申告は必要ありません。

ですが、本業の収入に副業の収入をそのまま合算してしまうと、住民税の額も上がります。

 

会社側は従業員の給料を把握しており、そこから住民税の額も把握していますので、突然住民税の額が跳ね上がれば、「こいつ本業以外にも何かしているんじゃないか?」と不審がられます。

 

何の副業をしているかまではバレないと思いますが、住民税の額からばれる可能性はあるので、注意してください。

 

副業せどりで会社にも知人にもバレないためには?

SNSでの発信は極力控える

今やTwitterやFacebook、Instagramなど、簡単に個人が世界に向けて発信するようになっています。

その弊害として、SNS上で悪ふざけを全世界に公開する人も増えてきましたが・・・

 

ハッキリ言いますと、ビジネス目的(お金を稼ぐこと)を目的としていないなら、SNSでの発信は極力控えるようにしましょう。

できれば、そもそも使わないか、キッパリと止めてしまうのがベストです。

 

自分の個人情報を不用意に晒して、場合によっては自分や自分の周りに迷惑をかけてしまう可能性もあります。

 

今や個人情報バレというのはほぼ99%、SNSの情報からです。

逆に言えば、SNSでの発信さえ気を付けておけば、そうそう個人情報がバレる心配はありません。

 

もしSNSでの発信をしているのであれば、最低限、個人情報が分かる内容は書き込まないよう徹底しましょう。

これをするだけでも、バレる可能性はかなり減らせるはずです。

 

Amazonの登録名義を自分以外にする

もしあなたが男性で、奥さんが

  • 専業主婦
  • パート、アルバイト
  • 自営業、会社経営
  • 副業OKの会社に勤めている

どれかであるのなら、登録名義を奥さんの名前にしてせどりを行う、という方法もあります。

奥さん名義にするのが難しい場合や、独身の方は両親や他の家族の名義でも構いません。

 

名義が奥さん名義なので、会社に副業がバレたとしても「妻がせどりをやっています」と堂々と言えばよいので、バレたとしても何の問題もありません。

 

ちなみにあなたが女性で副業禁止の会社に勤めていた場合でも、旦那の会社が副業OKか、もしくは会社勤めでない(自営業、会社経営など)なら、旦那さんの名義にして行う事もできます。

 

ただ、あなたが男性の場合、仮に奥さん名義にしてしまうと、稼ぎ過ぎたときに奥さんが扶養から外れる可能性がありま

あと、一応形式上は奥さんが運営している事になるので、仮に税務調査が入ったときは奥さんに立ち会ってもらう必要があるのが、リスクとして考えられます(数年に一度ぐらいですが)

 

確定申告も自分以外の名義にする

上記と共通する部分がありますが、名義を奥さん(旦那)名義にするなら、確定申告も奥さん(旦那)名義にして提出しましょう。

確定申告はネットからもできますし、税務署に提出する場合でも必ず本人が行く必要はありません。

 

つまり、確定申告の名義は奥さん名義で、確定申告書の作成~提出は自分で行う、というやり方もできます。

 

住民税を普通徴収で収める

基本的に住民税を納める方法には

  • 特別徴収(会社の給料と合算して給料天引きで支払う)
  • 普通徴収(自分で支払う)

この2つの方法があります。

 

特別徴収だと会社にバレる可能性が高いので、副業がバレたくないのなら、普通徴収で住民税を支払う必要があります。

 

つまり、

  • 本業の収入を特別徴収で会社が納める
  • 副業の収入を普通徴収で自分で納める

ということです。

 

副業の住民税だけを普通徴収にするには、確定申告書の中にある「給与所得者以外の住民税の徴収方法の選択」という枠の「自分で納付(普通徴収)」にチェックを入れるだけです。

副業の住民税を自分で支払うようにすれば、住民税の額から会社バレする可能性はグッと低くなります。

 

ただし、今後はマイナンバーの存在でこの方法が使えなくなるという話もありますし、自治体によっては対応が違う可能性もあるので、一度確認してみたほうが良いでしょう。

 

また、普通徴収を選択したのに、特別徴収になっていた、なんて話も聞いたことがあります。

より確実に行うなら、役所に電話して念を押して、普通徴収にしてもらうようにしたほうが良いかと思います。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

 

今回の記事では副業せどりで稼ぎたい人が一番心配しているであろう

「会社や知人にバレないかどうか?」について、

バレる理由と、バレないための対策方法をお伝えしました。

 

これらの方法を行えば、あなたが副業をしている事が会社や知人バレする可能性は限りなく低いです。

 

とは言っても、完全にバレなくする事は難しいので、各々自己責任の下、行うようにしてくださいね。

 

もし知り合いに税理士などがいる場合はそちらに相談してみましょう。やはり税の事に関しては専門家から聞いたほうが早いです。

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。