せどり(転売)仲間を作ろう!
あなたは「せどりのことを共有できる仲間が欲しい〜」と思ったことはありませんか?
せどり(転売)は基本的に1人でもできるビジネスなので、どうしても孤独になりがちです。
お金に困ってせどりをやっているなら、独りでも頑張れるのでしょうが、
副業でやっている人ほど、
- 1人だとモチベーションが上がらない
- 自分だけで得られる情報に限界がある
- 辛さを分かってくれる人がいて欲しい
- せどりのことを相談できる仲間が欲しい
と感じる人は多いようです。
そんな時にせどり仲間がいれば、仲間の頑張りに触発されて、自分の頑張る気持ちにもなれますし、せどりで稼いでいる仲間を見て、「自分も頑張るぞ!」という気持ちになるはずです。
また、せどりのことを身近な人に話せる人はそう多くないでしょうから、辛くてもなかなか吐き出せる機会はあまりないと思います。
そういった場合も、せどり仲間がいれば、お互いに愚痴を言い合ったり、相談したりできるので、やはり「仲間の存在」というのは、大きいのではないでしょうか。
というわけで今回の記事では、
「せどりの仲間」
について、仲間を作ることのメリットやデメリット、せどり仲間の作り方を解説していきたいと思います。
この記事を読んで、せどり仲間をたくさん作ってみてください!
せどり仲間の定義とは?
そもそも、「せどり仲間」の定義とは何でしょうか?
これは個人の解釈によって違うのでしょうが、
- 直接会ったことがあり、自分のせどりの現状を話した上で、連絡先(電話・メール・Twitterなど)を交換する
これが最低限のラインとしてあると思っています。
要はネット上で繋がっているだけ、直接会っても話もしないでただ名刺を交換するだけ。
こういったのは仲間とは呼べないのではないでしょうか。
これだとただの「知り合い」ですからね。
できれば何度も会っていて、気さくに話せる関係になったほうが、より「仲間」と呼べるのかなと思います。
ですが、広い意味で言うと、ある程度お互いの現状を知った上で連絡先の交換ができているのであれば、それは仲間と思って良いのではないでしょうか。
その上で、できればせどり以外の身の上話もできるような関係になると、より深い仲間と言えるのではと思います。
せどりの仲間を作るメリット
最新(トレンド)情報をゲットできる
独りでせどりをやっていると、すべての情報をチェックして精査するのは到底不可能です。
ましてやそれを実践するとなると、もっと時間がかかります。
なので、独りだと美味しい情報をゲットしても、それを活かすことができない場合も多いです。
そういった時にせどり仲間がいれば、数ある情報の中から本当に美味しい情報だけを教えてくれる可能性があります。
また、
「今はこういった商品がオススメですよ〜」
「近々、○○という商品が発売されるので狙うと良いですよ」
といった感じの最新情報やトレンド情報なども教えてもらうのも良いですね。
知らなかった情報を知ることができる
せどり仲間からは最新情報だけでなく、あなたが知らなかった情報や豆知識・テクニックなどを教えてくれる場合もあります。
例えば、Amazonの悪い評価の消し方とか、結構一般に広まっていると思っていたのですが、私がそれをせどり仲間に教えてあげると、「そんな方法があるんですね!!」と大いに喜んでくれました。
あなたが知らない情報を、他のせどり仲間が知っているということは結構あります。
あなたがこれまで知らなかった情報を知ることで、さらにせどりで稼げるようになる可能性は高くなります。
せどり仲間の頑張りから刺激を受ける
せどりのジャンルやお金を稼ぐ目的は違えど、せどり仲間はあなたと同じく、せどりで稼ごうと頑張っている人たちです。
特には競争になる場合もありますが、基本的にはお互いそれぞれのビジネスを頑張っている
”戦友”
と言えるでしょう。
友人や知人、身近な人が活躍しているのをみて嫉妬する人もいますが、仲間の頑張りを嬉しく感じる人の方が多いのではないでしょうか。
ビジネス仲間が頑張って成果を出していると
「あいつも頑張っているなー、俺も頑張らないとな!」
という感じで大きな刺激を受けることが多いです。
せどりの仲間から刺激を受けるということは、競馬でムチを叩くようなものです。
ビジネスが加速するキッカケというのは、案外仲間の頑張りに刺激を受けたからだったりもします。
お互いの知識やスキルを共有できる
仲間を作らず独りでせどりをやっていると、どうしても得られる情報が偏りがちです。
その情報があなたにマッチして、それで稼げていればいいのですが、稼げていないにもかかわらず、偏りがちな知識を持っていたのでは、いつまでたっても稼げるようにはなりません。
特に自分が苦手としていること、分からないことをそのまま放置しているのはあまりよくありません。
なので、
「この部分がちょっと上手くいかなくてさー」
「あー、これならこうすれば良いよ」
という感じで、欠点や弱点があればそれを話し合い埋めていく。
こうすることで、お互いのビジネスが上手く行くようになります。
同じ価値観を共有している人と話ができる
せどりで稼いでいることを家族・親友・知人、同僚などに話していない、という人は少なくありません。
一般的にせどり(転売)には良い印象を持たれていないことが多いので、それを話しても、あまり良い顔はされない可能性が高いです。
また、せどりを知らない人に話すと、高確率で根掘り葉掘り聞かれます。
1回だけならいいのですが、これが色んな人に話すとなると面倒ですよね。
それにあなたがせどりで稼いでいると知られたら、無駄にお金をせがまれる可能性もあります。
せどりも立派なビジネスなのですが、どうも「楽して稼いでいる」ように見られてしまうんですよね。
価値観が違うので仕方ないのかも知れませんが、せどりのことを知らない人にせどりのことを話す場合はこれぐらいのことは覚悟しておいた方が良いです。
早い話、せどりのことを全く知らない人に話して、それを理解してくれる人はほとんどいないのが現状です。
せどりの話をして一番理解してくれやすいのは、やはり自分と同じくせどりをしている人です。
同じ価値観を共有している人となら話もしやすいですし、悩みや相談事を話したり、一緒にせどりをしたりすることもできます。
有力な人を紹介してもらえる可能性がある
せどりの仲間がいると、その仲間から別の人を紹介してもらえることがあります。
単に自分と同じせどらーを紹介してもらえる場合もありますが、時にはツールの製作者や、外注業者、せどりコミュニティの主催者など、色んな人と出会える機会があります。
その中でも、せどりコミュニティの主催者や、周りのせどらーよりも大きく成果を出している人と繋がれる機会があれば、積極的に働きかけていきましょう。
せどりで大きく成果を出しているということは、やはりそれなりの理由があるからです。
そういった情報の一端でも掴む事ができればラッキーですし、仲良くなっていけば、美味しい話も回してもらえるかも知れません。
もちろん、あからさまにこちらが貰うだけではなく、こちらが提供できるものがあれば提供して、お互いにWin-Winな関係を築くようにしましょう。
せどり仲間を作るデメリット
頻繁に交流すると疲れることがある
せどり仲間が増えれば、それだけ交流する人数も増えます。
今はLINEやFacebook、Twitterなど、コミュニケーションツールには事欠かないので、せどり仲間が増えれば頻繁に連絡が来る場合もあります。
あなたが専業でせどりをやっているならまだしも、副業でやっていて、本業の最中にメッセージがくるのはちょっと鬱陶しく感じますよね。
連絡事項だけならまだしも、大した内容でもないのにメッセージを送ってくる人もいるので、注意した方が良いです。
情報を流しすぎるとライバルが増える
せどり仲間と懇親会などで話をしていると、気分が高まっているのも相まって、いつも以上に自分の情報を話してしまいがちです。
時にはかなり稼げるネタをばらしてしまうことも・・・
もちろん、せどり仲間とは変に分け隔てなく付き合った方が良いですし、逆に、ここまで話して・ここまでは話さないという線引きを作ってしまうと、真の意味での仲間を作ることは難しいです。
相手も人間ですのでそういったことは敏感に察知してあなたから一歩置かれてしまうことにもなりかねません。
なので、あなたの稼ぎのネタを話すこと自体はいいのですが、そのことによりライバルが増える可能性があることは理解しておいた方が良いでしょう。
一緒に店舗せどりをすると仕入れ量が減る
これは店舗せどり限定の話ですが、コミュニティやセミナー後の懇親会、オフ会などでは必ずと言っていいほど「住所ネタ」が出てきます。
「今日はどこから来たんですか?」
「普段、どちらで活動しているんですか?」
的な感じですね。
誰でも答えられる質問ですし、特に初めて会う人との話の取っ掛かりとしては悪くないと思います。
もし同郷の人や、縁のある場所だったら話が膨らみますからね。
ですが、もし店舗せどりをしている人同士で同郷なのが分かると、たまーに「今度一緒に店舗を回りませんか?」と言われることがあります。
断っても良いでしょうが、断りきれずに一緒に店舗を回った場合、仕入れた商品をどちらが持ち帰るかでモメる可能性があります。
最初から折半なのか、自分で仕入れた分は自分で持ち帰るのか、これを決めておかないとあとからメンドクサイことになります。
まぁ、一緒に店舗せどりをすることで、自分の知識やスキルが増えることもあるので、一緒に回ることが一概に悪いわけではありません。
ただ、自分一人よりも仕入れ量が減る可能性と、仕入れた商品の取り決めに関しては、事前に決めておいた方が良いですね。
紹介した人に迷惑がかかることもある
せどり仲間に対し、あなたがお世話になっている人を紹介したとします。
もちろん、あなたは善意で紹介しているでしょうし、紹介される側も「普段お世話になっているから・・・」ということで紹介を断られることも少ないと思います。
ですが、紹介された側にとってあなたは信頼のおける人だとしても、あなたが紹介した人が、紹介された側にとって信頼できる人とは限りません。
例えば、あなたがせどりの外注Aさんを紹介したとします。
Aさんはあなたのことを信頼していて、長く付き合いたいと思っている。
そんなAさんだからこそ、同じく信頼のできるせどりの仲間のBさんに紹介した。
ここまでは良いでしょう。
ですが、外注Aさんにとって、せどり仲間のBさんが信頼できる人かどうかはAさんとBさんの問題になってきます。
場合によってはせどり仲間のBさんが外注Aさんに迷惑をかけてしまうことも考えられます。
そうなるとどうなるのかというと、あなたは外注Aさんからも、せどり仲間Bさんからも信頼を無くしてしまうことになります。
紹介すること自体は善意でやっていることでも、ある程度自分が中に入っていないと両者の関係が悪くなってしまうこともあり得ます。
紹介の際には十分注意しましょう。
知りたくない【裏の情報】を聞いてしまうことも・・・
これも特に飲み会や懇親会など、気分が高まっている場でありがちです。
気分が高まると、普段は話せないような内容もポロリと話してしまう人は多いです。
それが有益な情報だったらいいのですが、時には「こんな内容知りたくなかった・・・」という話を聞かされることもあります。
私も過去、とあるコミュニティに所属していた時にお酒の席でその主催者に近い人物から、主催者の裏の顔について話を聞いたことがありました。
正直、その時は結構ショックでした。
かなりお世話になっていて、実力もあり、多くの人の上に立つ指導者がこんな酷い人物だったなんて・・・
ただ、それで多少幻滅することはあっても、実力や指導力が変わるわけではないので、それ以上はあまり気にしないようにしました。
ただまぁ、こういった裏の話を聞いてショックを受ける人も少なからずいるでしょうから、そういった話を知らずにやっていきたい人は、あまり深入りはしない方が良いかも知れませんね。
せどりの仲間はどうやって作るの?
同じコミュニティに所属している人
せどり系のコミュニティなら全員がせどりをやっているはずですし、ネットビジネス全般のコミュニティでも、せどりや国内転売をやっている人は多いです。
大所帯のコミュニティほどせどり仲間も多いでしょうから、何かしらのコミュニティに参加している人はまずはそこから当たっていきましょう。
セミナー
コミュニティに所属していない、今すぐ入れるコミュニティが無い場合は、同じせどり関連のセミナーに参加すると良いでしょう。
当然、セミナー参加者もせどり実践者、またはせどりに興味がある人ばかりでしょうから、そこからせどり仲間を作ることはできます。
セミナー・勉強会後の懇親会・食事会
個人的にはこのタイミングが一番せどり仲間を作りやすいと思います。
セミナーや勉強会の時よりは全員くだけた感じになるでしょうし、お酒が入ることもあって、より話をしやすい雰囲気になります。
また、セミナー講師やコミュニティの主催者が懇親会に参加されるようだとなおチャンスです。
普段、聞けないようなことでもバンバン答えてくれる可能性も高いので、積極的に話をしていきましょう。
オフ会
セミナー・勉強会後の懇親会ほどではありませんが、オフ会もリアルで会って話ができるチャンスですので、仲間を作る機会としてはいいと思います。
懇親会よりかはピンポイントで同じ業種の人が集まりやすいのはメリットでしょうか。
個人ブログでの募集
たまーに、個人ブログでもせどり仲間を募集していることがあります。
あなたと同じ地域で活動しているせどらーがいれば、声をかけてみてもいいと思います。
ジモティーで募集・応募してみる
【ジモティー】というサイトで「せどり 仲間」と検索すると、せどり仲間のメンバーを募集しているページが見つかります。
現在は主に人口の多い都道府県のみ募集がある状態ですが、近隣に住んでいる方は応募してみても良いと思います。
また、あなたの地域で募集されていないなら、自分で募集してみても良いでしょう。
Facebookで繋がる
Facebookは基本、実名登録が必要なため変な人が少ないのが特徴です。
顔写真もプロフィールも載せていればある程度は信頼できるので、Facebookでせどり仲間を募集している人をみかけたら、応募してみても良いかも知れません。
せどり仲間からの紹介
せどり仲間が増えてくると、紹介される機会も増えてきます。
せどり仲間として信頼している人からの紹介なので、最初からある程度は信頼しても良いでしょうし、話をしてみて、近い価値観を持っていることが分かればすぐにでも仲良くなれます。
最初からすぐ紹介してもらえるわけじゃないので、ある程度せどり仲間が増えてきてからになりますが、紹介する・されるの関係になれば、あっ、という間にせどり仲間は増えていきますよ。
こういった募集には応募しない方が良いかも・・・
「仲間」なのに有料
「せどり仲間募集」なのに、最初からお金を取る人は止めておいた方が良いです。
お金のやり取りが発生してしまうと、それは仲間ではなくあなたが「お客さん」になってしまうので、関係性としてはあまりよろしくありません。
もちろん、せどり仲間になってから、お金が発生するのは問題ありませんよ。
例えば、あなたの持っている情報(コンテンツ)に価値があって、それがお金になるのなら、キチンとお金を払ってもらうのは当然のことです。
ただ、最初の募集時にお金のやりとりが発生するのはちょっと違うかなー、とは思います。
まぁ、自分の食事代や飲み代は別ですからね。それぐらいは払いましょう。
メルマガ・LINE@での募集
メルマガやLINE@でせどり仲間を募集する人は、高確率で自分の有料コンテンツやコンサルを売ってきます。
つまり、あなたのことを「せどり仲間」ではなく、「見込み客」「お客さん」として接してきます。
なので、お金を払ってまでその人のコンテンツやコンサルを買いたい!というのであれば構いませんが、
それだと「販売者」と「顧客」の関係になってしまいます。
有料でコンテンツを売るのもコンサルをするのも悪くはありませんが、せどり仲間を作ろう!という趣旨からは、ちょっと離れるかなと思います。
私がせどり仲間を募集しない理由
さて、ここまで「せどり仲間の作り方」を書いておいてアレですが、私はせどり仲間は募集したこともなければ誰かの募集に応募したこともありません。
なぜかというと、その必要がなかったからです。
せどり仲間を作ろう!と思って行動しなくても、コミュニティ内やセミナー後の懇親会などで交流するうちに、自然と仲間と呼べる存在が増えていきました。
ネット上でのやり取りとは違い、リアルで交流するとより親近感が湧きます。
特に懇親会とかだと、お互いに気分が高まっているでしょうし、普段よりもくだけた話がしやすいです。
なので、より近い存在になれるわけですね。
そうすれば、意気込んで「仲間を作ろう!」と思わなくても、自然とせどり仲間は増えていきます。
また、自分の気の合う人と付き合っていけば、その人から誰かを紹介してくれることもあります。
自分の気の合う人が紹介してくれる人は、自分とも気が合う事が多いです。
そうやってせどり仲間の輪を広げていくのが最も自然な作り方かなと思います。
まとめ
今回は「せどり(転売)に仲間は必要か?」というテーマでお話ししてきました。
ネット上だけで完結でき、仕入れ時も特に人を絡むこと無くできる”せどり”というビジネスは、どうしても孤独になりがちです。
しかも、悩みを打ち明けたり相談しようにも、周りに相談できる人がいない、という人は多いです。
そうやって、自分の悩みを吐き出せず、解決もできないとなると、モチベーションが落ちてしまうこともあるかも知れません。
そんな時、自分と同じ価値観を共有できるせどり仲間がいれば、悩みも打ち明けることができるでしょうし、問題解決に向けて解決策を教えてくれる可能性もあります。
また、それだけでなく、お互いに持っている知識やスキル・テクニックを共有し合うことで、お互いのビジネスがより上手くいきやすくなります。
せどりのことを話し合ったり、悩みを打ち明けたり、問題解決に向けて取り組んだり、はたまた、お互いの持っているものを共有することで、よりせどりビジネスで上手くいくようになる。
せどり仲間を作ることのメリットは非常に大きいので、あなたもぜひ、自分と同じ価値観を共有できる仲間を作ってみてください。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。