せどりをする上で意外と馬鹿にならない経費として、【ダンボールの購入費用】がありますよね。

買えばそこそこな値段もしますし、引越し時以外でダンボールを使う機会も少ないでしょうから、ダンボールを常備せず、すぐに捨ててしまっているのではないでしょうか?

 

AmazonFBAに納品する用や、ヤフオク・メルカリで売れた商品の梱包用など、せどりをする上でダンボールが必要になる機会はかなり多いです。

 

それを毎回必要になるたびに買っていたのでは買う手間もかかるし、経費も馬鹿にならないですよね。

せっかくせどり利益を出しても、ダンボールの購入費で利益が削られるのでは面白くないはずです。

 

そこで、今回の記事では、せどりで必要な

【各種ダンボールの調達方法】

について、色んな集め方を紹介していきます。

 

無料で手に入れる方法から、格安で調達する方法まで色々と解説しているので、これでもうダンボールの調達に困る事はなくなりますよ!

 

せどり(FBA納品用)のダンボール(段ボール)を入手する方法

 

まずはじめに、せどり(FBA納品用)で必要なダンボールの入手方法には以下の3つの方法があります。

 

購入する

一番オーソドックスな入手方法ですね。

ホームセンターやディスカウントショップ(ドンキホーテなど)、100円ショップ、ネット通販など、色んな場所で買う事ができます。

 

買う場合は主に

・実店舗で買うか?

・ネット通販で買うか?

 

の選択になると思いますが、基本的にはネット通販を推奨します。

 

ネット通販でダンボールを購入するメリット

・家まで届けてくれる

・まとめて買うと1枚あたりの単価が安くなる

・色んなサイズ、形状が選べる

 

デメリット

・小ロット(1枚~数枚)だと送料分だけ高くなる

・商品が届くまでタイムラグがある

 

ネット通販であれば、自宅まで商品を届けてくれるので、外に買いに行く必要もありません。

自家用車を持っていない人にとっては特にありがたいはずです。

 

また、同じサイズのダンボールでも、厚さや形に色んな種類があるため、自分が必要としているサイズ、形を選ぶことができます。

 

あとは、『○○円以上購入』『数十枚まとめて購入』といった感じで、まとめて購入すると送料無料になるところもあります。

 

 

反対にデメリットとしては、小ロット(1枚~数枚)程度だと送料がかかり、送料分を加味すると1枚あたりの単価が高くなってしまう場合があります。

また、注文してから届くまでに数日はかかるので、すぐに必要になった場合に対応できないなど、多少はデメリットはあります。

 

しかし、それ以外のメリットが大きく、デメリットも注意すれば回避できる部類なので、総合的に見ればネット通販の方がお得に買うことができます。

 

 

一応、自家用車がある人は、ホームセンターなどでダンボールを購入するのも視野に入れてもいいと思います。

 

運ぶ手間はかかりますが、必要枚数だけ買うこともでき、すぐに必要な場合にも調達できます。

ただし、小さめのホームセンターだとダンボールが売っていない、または小さいサイズしか売っていない場合があるので注意しましょう。

 

 

どちらを選ぶかは、

・ダンボールをどれぐらい使うか?

・自家用車の有無

・自宅の近くにホームセンターがあるかないか?

 

で、判断すると良いでしょう。

 

 

私はダンボールの購入に関しては、すべてネット通販でまとめて購入しています。

普段よく使う100~160サイズのダンボールを20~30枚ほどまとめて買う感じですね。

 

ちなみに私はこちらのサイトを主に使っています。

↓↓

URL:ダンボールA

 

URL:ダンボールワン

 

URL:ボックスバンク楽天市場店

 

他にも「ダンボール 通販」と検索すれば、ダンボールの通販サイトはいくつかありますので、自分に合ったサイトを選ぶと良いでしょう。

 

無料で手に入れる、貰う

ダンボールにお金をかけたくない!という人は、『無料で手に入れる』貰う』という選択肢もあります。

 

手に入れる方法としては

・知人、友人、近所の人から不要なダンボールを貰う

・スーパー、ディスカウントショップ、ドラックストア、ホームセンターで手に入れる

 

などがあります。

 

せどりや転売ビジネスをしている人でない限り、ダンボールを常時必要としている人は少ないでしょうから、知人や近所の人に頼めば簡単に貰うことができます。

 

 

お店から手に入れるは、お店にもよりますが、レジの横あたりに空のダンボールが積まれてあって、【ご自由にお使いください】と書かれていることがあります。

※近所のドンキホーテ

 

そのダンボールは特に許可なく無料で貰えますので、適当にいくつか貰って帰りましょう。

レジ横付近に無い場合は、店員に言えばダンボールをくれる場合があります。

 

 

無料で手に入るので非常に重宝するのですが、デメリットとしては、

・サイズ、形状の選択肢が少ない

・120サイズ以上の大きめのダンボールが手に入りにくい

・食品が入っていたダンボールだと匂いが気になる

・ダンボールを譲ってくれないお店もある

 

などが挙げられます。

 

120サイズ以上を手に入れたい場合は、ドラッグストアや総合スーパーなどで、

・ティッシュ箱

・おむつ

・トイレットペーパー

 

などの空箱(ダンボール)が貰えないか聞いてみましょう。

 

 

デメリットはありますが、1枚100~300円以上するダンボール費用が無料になるのは大きなメリットです。

 

「ネット通販で大量に買いたくない(買う必要がない)」

「ダンボールの置き場所が無い」

「小ロットだと余計に費用がかかるし・・・」

というのであれば、近場のお店でダンボールが手に入らないか探してみましょう。

 

もし何のために必要か聞かれたら、「引っ越し用です。」とでも言えばOKです。

 

一度使われたものを再利用する

これは意外と気付かない人が多いと思います。

例えば、あなたが電脳せどりをしていてネット上から仕入れをするのなら、その商品は高確率でダンボールに包まれて送られてくるはずです。

 

簡単に言えば、それを再利用してしまえばいいのです。

送り状の部分だけ剥がしてしまえば、再利用は可能です。

 

仕入れ用でなくても、Amazonや楽天、ヨドバシドットコムなどで買い物をした時もダンボールを手に入れることができます。

(購入した商品は封筒で送られてくる場合もあるので、必ずダンボールが手に入るわけではありません)

 

再利用のメリット

・費用がかからない

・自宅に届くので買いに(貰いに)行く必要がない

 

デメリット

・ネット仕入れや商品購入しないとダンボールが手に入らない

・ダンボールのサイズ、形状が選べない

 

いったことが挙げられます。

 

基本的に再利用をメインにするというよりかは、ネット仕入れや商品購入のおまけとして、ダンボールの再利用もできる、ということを覚えておくと良いでしょう。

 

貰ってきたダンボールを再利用する場合の注意点

貰ってきたダンボールを使用する場合には注意点があります。

 

このようにダンボールにバーコードが印字してある場合には、そのバーコードを見えなくなるように隠しましょう。

 

バーコードが見えなくなれば良いので、隠し方はどんな方法でも問題ありません。

簡単な方法としては、FBA納品ラベルシールの余り(空白のシール)を貼り付けるのが楽です。

複数のバーコードがある場合もあるので、必ずすべてのバーコードを隠すようにしましょう。

 

バーコード以外は隠す必要はないので、商品名や会社名等の印字はそのままで大丈夫です。

 

FBA納品用ダンボール(段ボール)は貰うより買った方が良い?

 

結論から言うと、せどりを本格的にやっていくのであれば、ダンボールはネット通販でまとめて買った方が良いです。

 

なぜなら、ホームセンターなどに買いに行くのや、スーパーなどで貰うのは、行く時間もかかりますし、運ぶ労力もかかります。

サイズを自由に選べないので、どのダンボールにどの商品を詰めるか?など、いちいち考える必要もあります。

 

 

また、もう一つの問題として、【FBA納品時の1商品あたりの納品コスト】というのもがあります。

 

例えば、ダンボールに商品を50個詰めて、送料が1,000円だった場合、納品コスト(その商品をFBAに送るまでの送料)は1商品あたり20円になりますよね。

納品コストは、大きいサイズのダンボールにたくさんの商品数を入れることで抑えることができます。

 

 

たとえば、120サイズのダンボールで大阪⇒東京をゆうパックで送った場合の送料は

1,690円になります。

 

これが60サイズの場合は

970円になります。

 

つまり、60サイズのダンボールを2箱送るのと、120サイズ1箱とでは、120サイズの方が安く送ることができます。

(持ち込み割引、同一宛先割引は考慮していません)

 

 

また、小さいサイズのダンボールはすべての空間をフルに活用できるわけではありません。

どうしても商品が詰められない隙間ができてしまいがちです。

 

ですが、大きいサイズのダンボールの方が商品を効率良く詰めることができ、隙間を少なくすることができるので、大きいサイズの方がより多くの商品を詰めることができます。

 

あとは、大きいサイズの方が箱数が少なくなるので納品作業も楽になります。

 

 

こういったコスト面、作業効率面での事情があるからこそ、FBA納品用ダンボールに関しては貰うよりも、買うほうが良いというのが、せどりをしている人の中での認識としてあります。

 

これは特にせどりの規模が大きくなってきたり、家電などのサイズの大きい商品を多く扱うようになって、FBA納品数が増えてくると、大きいサイズにまとめて商品を詰める事の重要性が分かってくると思います。

 

ただ、まだまだ規模が小さい場合は、それほど大きな影響にはなりにくいので、そういった人はさほど気にする必要はないと思います。

 

FBAに納品可能なダンボールのサイズは?

 

一応、FBAに納品できるダンボールのサイズも理解しておきましょう。

引用ページ:Amazonへの個口配送

 

FBA納品できるダンボールサイズ・重量

【小型、標準サイズ】

・サイズ:三辺が『50cm×60cm×50cm』より小さい

・重量:30kg以内

 

【大型サイズ】

・サイズ:三辺の合計が『216cm以内』(1辺の長さは関係なし)

・重量:40㎏未満

・メーカー専用輸送箱の場合、三辺が『95cm × 69.9cm × 50.9cm』より小さい

・メーカー専用(純正)外箱があれば、そのまま送ってもOK

・重量:40kg未満

 

特殊大型サイズを納品するケースはほとんどないと思うので、利用する頻度が多い『小型・標準・大型』この3つのサイズだけ覚えておけばOKです。

 

小型・標準サイズでは1辺の長さが60㎝を超えるとサイズオーバーで受領拒否される恐れがあります。

なので、購入する場合でも貰う場合でも、60㎝を超えるダンボールは手に入れないようにしましょう。

 

ただ、数㎝程度のオーバーぐらいなら普通に見逃してくれることがほとんどです。

 

FBA納品用ダンボールのおすすめサイズについてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

↓↓

AmazonFBA納品用ダンボールのおすすめサイズ(大きさ)と入手方法を紹介!【せどり】

 

最もコスパの良いダンボールのサイズは?

 

上記で解説した通り、基本的には大きいサイズにたくさん商品を詰めた方が納品コストが安く抑えられます。

小型・標準サイズの商品で使えるのは160サイズのダンボールまでなので、160サイズを使うのが一番良い、ということになります。

 

ただし、160サイズのダンボールが一番コスパが良いかというと、実はそうでもなかったりします。

 

まず、ダンボールの単価から見ると、

60サイズ(20枚入り):99円

80サイズ(20枚入り):111円

100サイズ(20枚入り):129円

120サイズ(20枚入り):227円

140サイズ(20枚入り):333円

160サイズ(20枚入り):360円

※調査時

参考:ダンボールワン

 

となっており、サイズごとに単価に違いがあります。

 

 

60サイズ(20枚入り):99円

参考URL:【広告入】宅配60サイズ 段ボール箱

 

80サイズ(20枚入り):111円

参考URL:【広告入】宅配80サイズ 段ボール箱

 

100サイズ(20枚入り):129円

参考URL:【広告入】宅配100サイズ 段ボール箱

 

120サイズ(20枚入り):227円

参考URL:【宅配120サイズ】定番段ボール箱(DA009)

 

140サイズ(20枚入り):333円

参考URL:【宅配140サイズ】定番段ボール箱(DA012)

 

160サイズ(20枚入り):360円

参考URL:【宅配160サイズ】定番段ボール箱(DA010)

 

梱包する商品のサイズや量によっても変わっては来ますが、100サイズと120サイズとでは、1枚100円も違いがあります。

120サイズの方がたくさん商品が詰められるからといっても、100と120ではそこまで大きな差にはならないです。

 

 

そしてもう一つの問題として【重量超過】があります。

FBA納品用ダンボールの重量制限は『小型・標準サイズ=30Kg以内』となっていて、この重量を超えると納品拒否される恐れがあります。

 

本や書籍、雑誌などの紙媒体は意外と重たいため、120サイズ以上のダンボールリギリまで商品を詰め込み過ぎると重量超過になる可能性が高いです。

 

さらには『運送会社の重量制限』もあります。

運送会社重量制限備考
ヤマト宅急便25㎏まで25kgを超える荷物は「ヤマト便」で発送可能
ゆうパック25㎏まで25kg以上30kgまでの荷物は「重量ゆうパック」で発送可能
佐川急便30㎏まで30Kgを超える荷物は「飛脚ラージサイズ宅配便」で発送可能

この重量を超えると送料が高くなってしまうので、基本的にはこの制限内に抑える必要があります。

 

こういったことを踏まえると、一概に大きいサイズがコスパも良くてベスト・・・というわけではなく、あなたが扱う商品ジャンル、数量によってベストなサイズは変わってきます。

 

あなたの状況に合わせた最適なダンボールを選択するようにしましょう。

 

FBAに納品する際の注意点

 

ダンボールの加工(カスタムダンボール)はNG

FBA納品していると、ダンボールが大きくて隙間が空いてしまう、商品を入れるとダンボールの高さが足りない、なんてことがよくあります。

こういった場合によくやりがちなのが、ダンボールの加工です。

 

ダンボールを切って小さくしたり、ダンボールを継ぎ足して大きくしたり・・・

これはFBA納品では全てNGで、受領拒否される恐れがあります。

 

公式のヘルプでも加工されたダンボールは受領できないと記載がされています。

↓↓

引用ページ:Amazonへの個口配送

 

なので、隙間が空いてしまう場合は、他の小さいダンボールに入れ直すか、緩衝材を詰めるかのどちらかにしましょう。

 

重量超過に気を付ける

FBA納品用ダンボールの重量制限は『小型・標準サイズ=30Kg以内』『大型サイズ=40Kg以内』となっています。

なので、商品を詰める際にはこの重量を超えないように気を付けましょう。

 

ダンボールの重量を計りたい場合は、一般的な体重計では数字がダンボールに隠れて見えなくなるので、

こういった表示部が切り離せるタイプを使うと正確に測ることができます。

 

 

また、重量が15kgを超過している場合は、必ず外箱の天面と側面に『重量超過』と明記する必要があります。

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ダンボールに手書きだと受領拒否される可能性があるので、こういったシールを貼り付けるようにしましょう。

※自作したシールでもOKです

 

ダンボールに商品が入らない場合

ダンボールに商品を詰めても隙間ができてしまう場合はプチプチや新聞紙などの緩衝材を入れて隙間を埋めましょう。

 

一応、公式のヘルプでは緩衝材についてこのような記載があります

↓↓

輸送箱は適切な大きさのものを使用してください。適切でないと破損につながります。輸送箱が大きすぎる場合は、箱の中身を守るために緩衝材を使用してください。内容量に対して輸送箱が小さすぎると、輸送中に負荷が増して箱が破損する場合があります。

使用可能な緩衝材は、クッション、エアピロー、紙です。生物分解可能な梱包材(とうもろこしの梱包材)、クリンクル(しわ加工)ラップ、シュレッダー済みペーパーは使用できません。

引用:Amazonへの個口配送

 

クッションはこういうやつで、

 

エアピローとはこういうやつですね

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ダンボールに入れる緩衝材にも決まりがありますが、新聞をとっているのであれば新聞紙が一番手軽です。

新聞紙がないのであれば、何か代わりになるような紙や、プチプチ、クッション材などを詰めるようにしましょう。

 

まとめ:せどり用のダンボールはあなたの状況に合わせて購入or無料で手に入れる方法を使い分けよう!

今回はせどり(FBA納品用)ダンボールの入手方法について、いくつか方法をお伝えしました。

基本的には、あなたのせどりの規模や扱う商品、用途に応じて使い分けていくのが良いでしょう。

 

FBAを頻繁に利用するなら、できるかぎり大きめのサイズで一度にたくさん商品を詰めたほうが良いので、ネット通販でダンボールをまとめて購入する。

そこまで利用しないのなら、スーパーやドラッグストアなどから無料で手に入れる。

 

またはネット仕入れや通販で購入した際に発生するダンボールを再利用する。

 

ダンボールは買えばそれなりに費用がかかるのでできれば費用をおさえたいところです。

しかし、それなりの規模になってくると、貰いに行く手間やバラバラのサイズのダンボールが自宅のスペースを圧迫することにもなりかねません。

なので、いっそのことまとめて買ってしまった方が良い場合もあります。

 

そのため、「こうすればいい!」という絶対の答えはありませんが、ここまでお伝えしてきた入手方法を使えば、ダンボールに困る事はないと思います。

 

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。