中古CD,DVDせどりにディスク研磨機は必要か?
結論から言うと、研磨機を使った方が利益額、利益率を大きく引き上げることができます。
そのため、中古CD、DVDを多く仕入れるのであれば、研磨機は持っておいた方が良いでしょう。
例えば、再生できないCDやDVDを研磨機によって再生できるレベルにまで修復できれば、その商品を販売することで利益を上げることができます。
また、キズが多いディスクだと、Amazonコンディション「可」か「良い」レベルでしか販売できません。
しかし、研磨機によってキズを減らし、盤面の見た目をキレイにすれば、「非常に良い」や「ほぼ新品」のレベルで販売することも可能です。
ディスク盤面をキレイにし、「非常に良い」や「ほぼ新品」のコンディションで販売することで、他の出品者との差別化にもなります。
他の出品者と同じ価格で出品すれば、状態の良い商品が先に売れる可能性が高くなります。
また、コンディションが上の商品であれば、少し値段が高くても買ってくれるお客さんもいます。
それに加え、キズや汚れが少ない商品は購入者からのクレームも少なくなり、良い評価も得られやすくなります。
ほんのちょっとの手間をかけるだけで、利益を大きく伸ばすことができるので、中古CD、DVDで稼いでいくなら1台持っておいて損はありません。
中古CD,DVDせどりでディスク研磨機を使うメリット、デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
販売できないほどの酷いの商品を、販売できるレベルまで修復することができる 他の出品者よりもより早く、より高い価格で販売できる 購入者からのクレームが少なくなる 良い評価を得られやすくなる 他の出品者との差別化になる | 本体の購入費用がかかる 研磨に手間がかかる 消耗品などの購入費用(ランニングコスト)がかかる |
おすすめのせどり研磨機を月商別に比較レビュー
月商10万円以下:せどり初心者ならまずこれ!『200-CD028』
パソコン周辺機器グッズでおなじみのサンワダイレクトが販売している、ディスク修復機『200-CD028』です。
電動タイプで簡単にディスクを修復・クリーニングができます。
研磨機というよりは、キズを修復するぐらいなので、目に見えるキズを消すことは難しいです。
再生ができないディスクを再生できるようにするぐらいでしょうか。
最低限のクリーニングで十分、中古ディスクをあまり取り扱わない、というのであればこの機種でも十分です。
月商10~100万円:中古CD,DVDせどらーの定番!『SIMO-R1』
中古CD、DVDせどらーに一番人気なのが、SIMOTECH社が販売している『SIMO-R1』です。
2万円以下のお手頃価格でキズ有りのディスクをキレイに修復してくれます。
キズ有りディスク商品の9割は『SIMO-R1』で修復できるので、これ1台あればかなりの利益率UPが望めます。
私も一時期かなりお世話になりました。
ただし、現在(2024年)は販売が停止しており、公式から購入することはできません。
ヤフオクやメルカリで中古を手に入れるしか方法はないので、気になる方はチェックしてみてください。
月商100万円以上:この価格で業務用研磨機と遜色なし!『DVDケンマくん』シリーズ
業務用の研磨機を開発・販売しているKENMACというメーカーが販売しているディスク研磨機です。
通常、業務用の研磨機は数十万円~はくだらないですが、こちらのメーカーの商品は1万円台~で購入することができます。
せどらーの間では『SIMO-R1』が一番有名ですが、本格的にCD,DVDせどりに取り組んでいる人は『DVDケンマくん』を使っている人も多いです。
この価格で業務用と遜色ない研磨ができるので、ガッツリ取り組みたい方にはオススメです!
いくつか種類があるので、自分に合ったものを選びましょう。
■DVDケンマくんHOME
回転ノブを回す手動式。ケンマくんシリーズの中では一番安価
■DVDケンマくんMATE
電動タイプ。電動機の効率性とお手頃価格を両立した商品
■DVDケンマくんPLUS
ブルーレイ対応、シリーズの中では一番のハイスペック
せどり研磨機を使った方が良い商品、使わない方が良い商品
使った方が良い商品① プレミア商品
一般的にプレミア商品は売値が高額になりがちです。また、古い商品が多いので、状態があまり良くない商品も多いです。
そんな中、ディスクがキレイな商品を出品することで、元々高い売値をさらに引き上げることができます。
利益額が小さい商品をちまちま研磨するよりも、こういった一発の利益が大きい商品を研磨した方が、利益の上積みが望めます。
使った方が良い商品② 再生不可の商品で、修復できれば大きな利益が見込めるもの
これはそのままの通りで、再生不可の商品は販売できないので売値0円ですが、修復することで再生できるようになれば、利益を出すことができます。
修復しても売値が極端に安い商品は研磨してくても良いですが、ある程度売値が見込めるなら、積極的に研磨していきましょう。
使った方が良い商品③ 出品者が少ない商品
出品者が少ない=購入の選択肢が少ない、ということなので、その中でディスクがキレイな商品があれば、その商品が選ばれる可能性が高くなります。
そういった意味で、出品者が少ない商品は狙い目です。
使わない方が良い商品① 売値が売値が小さい商品(おおむね1,000円以下)
売値が小さい商品は、研磨をしてもしなくても利益額がそれほど大きくなるわけではありません。
消耗品コストと手間を考慮すると、売値が小さい商品は研磨せずにそのまま出品して、その時間を他のことに割いた方が良い場合もあります。
使わない方が良い商品② 気にならない程度のキズ
キズの深さにもよりますが、ディスク研磨機を使っても、完全にキズがなくなるわけではありません。
どうしても、薄くキズが残る場合があります。
そのため、最初から気にならない程度のキズであれば、研磨機にかけずともそのまま出品した方が消耗品のコストと手間が減らせます。
全部のディスクを研磨するのではなく、研磨するディスクとしないディスクで使い分けるようにしましょう。
まとめ
本記事では中古CD、DVDなど、ディスクせどりに役立つ研磨機についての解説と、オススメの研磨機について紹介しました。
2~3万円の初期投資でディスク商品の利益率を大幅に引き上げることができるので、ぜひ、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。