「せどり」について調べているあなた、初心者が陥りがちな失敗パターンを知っていますか？
この記事では、せどりの基本から、初心者がよくやらかしてしまう失敗とその対策を詳しく解説します。
また、せどり成功するためのヒントや、自分に合った仕入れ先の見つけ方についても触れています。
せどりは簡単に始められるビジネスですが、知識がなければ失敗する可能性も高くなります。
この記事を読むことで、あなたはせどりの世界に自信を持って一歩踏み出すことができるでしょう。
ぜひ、参考にしてみてください。
せどり初⼼者が知っておきたい基礎知識
1-1. せどりとは何か？
1-1-1. せどりの定義
せどりは、「商品を安く仕入れて、高く売ることで利益を得るビジネス」のことを言います。
せどりを行う人々（せどらー）は、
・商品が安く仕入れできる場所（オークションサイト、フリマアプリ、リサイクルショップなど）で商品を仕入れ
↓
・高く販売できる場所（Amazon、メルカリ、ヤフオクなど）で販売します。
これを繰り返すことで、利益を上げていきます。
1-1-2. せどりの歴史と発展
せどりの起源は古く、商人が商品を安い場所で買い、高い場所で売るという基本的な商取引の形態に由来します。
近年では、インターネットの普及とECサイトの発展により、個人でも簡単にせどりを行うことが可能になりました。
特に、Amazonやヤフオクなどのオンラインマーケットプレイスでは、個人でも簡単に商品を販売できるシステムを提供しています。
これにより、リアル店舗を持たない個人でも、世界中のお客さんに商品を販売することが可能になりました。
1-2. せどりのメリットとデメリット
1-2-1. せどりのメリット
せどりにはいくつかのメリットがあります。
まず、リアルの店舗を持つ必要がないため、初期投資が比較的少なくて済みます。
また、Amazonやヤフオクなどのプラットフォームを利用することで、世界中の消費者に商品を販売することが可能です。
さらに、商品の仕入れから販売までのプロセスを自分でコントロールできるため、自分のペースでビジネスを行うことができます。
1-2-2. せどりのデメリット
一方で、せどりにはデメリットも存在します。
まず、商品の仕入れと販売にはそれなりの時間と労力が必要であり、これらのプロセスを効率的に行うためには、市場の動向を理解し、適切な商品を選ぶスキルが求められます。
また、商品の価格差に依存するビジネスモデルであるため、市場の変動により利益が出なくなる場合もあります。
さらに、プラットフォームの規約違反によるアカウント停止や、偽造品や盗品の取り扱いによる法的なリスクも存在します。
せどり初⼼者の失敗あるある10選と克服のための秘訣
2-1. 仕入れ価格だけで判断してしまう
せどり初心者が陥りがちな失敗の一つが、仕入れ価格だけを確認する行為です。
例えば、ある商品を店舗で発見して、それがAmazonやヤフオクの相場よりも安く売られている場合、その価格差だけで利益が出ると考えがちです。
しかし、せどりでは価格差だけでなく、
・その商品が実際に売れるかどうか？
・売れたとしてもどれくらいの時間がかかるか？
・その間に保管費用が発生するか？
など、仕入れ価格だけでは判断できない要素も検討する必要があります。
具体的な失敗例としては、以下のようなケースがあります。
↓
ある初心者せどらーが、あるお店で大量のDVDを仕入れました。
そのお店ではDVDの在庫処分セール中で、他の店舗よりも大幅に安く、一見すると大きな利益が見込めるように思えました。
しかし、仕入れたDVDはあまりにもマイナーな作品ばかりで、Amazonやヤフオクでもほとんど売れた形跡がありませんでした。
安かったから大量に仕入れたけど、なかなか売れず…
最終的には残った在庫をすべて処分することになり、結果大きな赤字を出してしまいました。
このような失敗を避けるための対策としては、仕入れる前に商品の市場価格を調査することが重要です。
また、商品がどれくらいの期間で売れるか、その商品の需要があるかどうかも検討することが必要です。
さらに、商品を保管するためのコストも計算に入れることが重要です。
これらの情報を元に、仕入れる商品を選ぶことで、失敗を避けることができます。
2-2. 価格差ばかりに注目してしまう
価格差ばかりに注目するというのも、せどり初心者が陥りがちな失敗です。
価格差が大きければ大きいほど利益が出ると考えがちですが、それが必ずしも正しいわけではありません。
価格差が大きい商品は、何かしらの理由があると考えられます。
具体的な失敗例としては、以下のようなケースがあります。
↓
ある初心者せどらーが、ある露店で有名なブランド品のバッグを仕入れました。
そのお店は他の店舗よりも大幅に安く、価格差だけを見ると大きな利益が見込めるように思えました。
しかし、後でそのブランド品バッグは偽物であることが判明…
結果的にその商品は売れず、大きな赤字を抱えてしまいました。
このような失敗を避けるための対策としては、単純な価格差だけでなく、商品のリスクも考慮することが重要です。
特に高級品やブランド品の場合、偽物・コピー品かどうかのチェックは必須です。
また、普段から商品に関する知識（どのぐらいの相場なのか）も蓄えておくと良いでしょう。
高級品やブランド品が相場よりも明らかにかけ離れていた場合は、必ず何かしらの理由があります。
これらの対策を講じることで、価格差ばかりに注目するという失敗を避けることができます。
2-3. 出品者が多い商品を仕入れてしまう
出品者が多い商品を仕入れるというのも、せどり初心者が陥りがちな失敗です。
出品者が多い商品は、その分競争も激しく、価格競争に巻き込まれて利益が出なくなることがあります。
また、出品者が多い商品は、需要が供給を上回ることが少なく、なかなか売れないこともあります。
具体的な失敗例としては、以下のようなケースがあります。
↓
ある初心者せどらーが、人気作品の新作プラモデルを大量に仕入れました。
その作品のプラモデルは毎回定価以上のプレミア価格になっており、今回も同様にプレ値になると予想されていました。
しかし、同じことを考えた他のせどらーがその商品を大量に出品した結果、価格競争に巻き込まれてしまいました…
値段を下げてもなかなか売れず、結果的に利益が出なかったばかりか、多数の在庫を抱えてしまいました。
このような失敗を避けるための対策としては、仕入れる前に出品者の数を調査することが重要です。
また、商品の売れ行きも確認しましょう。
売れ行きが良い商品であれば、出品者の数が多くても、いずれ「需要＞供給」になる可能性があります。
これらの対策を講じることで、出品者が多い商品を仕入れるという失敗を避けることができます。
2-4. 1つのサイトだけで相場を調べてしまう
1つのサイトだけで相場を調べるというのも、せどり初心者が陥りがちな失敗です。
1つのサイトだけで相場を調べると、そのサイトの価格が本来の市場価格とは限らないため、実際の市場価格と大きく異なる可能性があります。
その結果、思った以上の利益が出ない、あるいは赤字を出してしまうことがあります。
具体的な失敗例としては、以下のようなケースがあります。
↓
ある初心者せどらーが、とあるゲームソフトを5,000円で大量に仕入れました。
その商品はAmazonでは10,000円で売られており、差額は5,000円。
手数料を考慮しても、そこそこの利益が見込めるように思えました。
しかし、その商品は他のサイトでは4,000円で売られており、実はAmazonでは偶然価格が高くなっていただけだったのです。
その結果、利益が出なかったばかりか、大きな赤字を出してしまいました。
このような失敗を避けるための対策としては、複数のサイトで相場を調査することが重要です。
Amazonだけでなく、ヤフオクやメルカリの相場も確認する。
また、Keepaなどのツールも使って、その商品の本当の相場を調べましょう。
商品の価格が他のサイトと比較して異常に高い場合は、何か理由がある可能性があるため、その理由を調査することも必要です。
これらの対策を講じることで、1つのサイトだけで相場を調べるという失敗を避けることができます。
2-5. 仕入れた商品が不良品だった
せどり初心者が陥りがちな失敗の一つが、仕入れた商品が不良品だったというケースです。
商品を仕入れる際には、その商品が正常に動作するものであることを確認することが重要です。
しかし、初心者はその確認を怠りがちで、結果的に不良品を仕入れてしまうことがあります。
具体的な失敗例としては、以下のようなケースがあります。
↓
ある初心者せどらーが、ヤフオクで中古のゲーム機を仕入れました。
他の店舗よりも圧倒的に安く仕入れることができ、一見すると大きな利益が見込めるように思えました。
しかし、そのゲーム機は実はジャンク品（動作不良品）なのを見逃していたのです。
その結果、ゲーム機は全く売れず、大きな赤字を出してしまいました。
このような失敗を避けるための対策としては、商品を仕入れる前にその商品が正常に動作するものであることを確認することが重要です。
特にヤフオクやメルカリのような個人間で取引する場合は注意が必要です。
また、中古品を仕入れる場合は、その商品の状態を詳しく調査することも必要です。
これらの対策を講じることで、仕入れた商品が不良品だったという失敗を避けることができます。
2-6. 送料を見落としていた
送料を見落としてしまうというのも、せどり初心者が陥りがちな失敗です。
商品を仕入れる際には、その商品の価格だけでなく、送料も考慮に入れる必要があります。
しかし、初心者はその送料を見落とし、結果的に思った以上のコストがかかってしまうことがあります。
具体的な失敗例としては、以下のようなケースがあります。
↓
ある初心者せどらーが、海外のサイトから大量の商品を仕入れました。
そのサイトは国内の店舗よりも安く、一見すると大きな利益が見込めるように思えました。
しかし、送料が非常に高くかかってしまい、結果的に利益が出なかったばかりか、大きな赤字を出してしまいました。
このような失敗を避けるための対策としては、商品を仕入れる前にその商品の送料を確認することが重要です。
特に海外のサイトから商品を仕入れる場合は、送料が高くなる可能性があることを認識しておくことも必要です。
また、商品のサイズによっては、国内からの仕入れでも大きな送料がかかる場合があるので注意が必要です。
これらの対策を講じることで、送料を見落としてしまうという失敗を避けることができます。
2-7. 仕入れた商品の販売タイミングを見失う
せどり初心者が陥りがちな失敗の一つが、仕入れた商品の販売タイミングを見失うというケースです。
商品を仕入れる際には、その商品がいつ売れやすいかというタイミングも考慮に入れる必要があります。
しかし、初心者はそのタイミングを見失い、結果的に商品がなかなか売れず、在庫を抱えてしまうことがあります。
具体的な失敗例としては、以下のようなケースがあります。
↓
ある初心者せどらーが、ホームセンターでセール品の暖房家電を複数仕入れました。
他の店舗よりも安く仕入れができ、今は冬の時期だったので、一見すると大きな利益が見込めるように思えました。
しかし、当初の見込みは外れ、しかも暖冬だったことから売れ行きは伸びず…
冬の時期が過ぎると全く売れなくなり、結果的に多数の在庫を抱えてしまいました。
このような失敗を避けるための対策としては、商品を仕入れる前にその商品がいつ売れやすいかというタイミングを確認することが重要です。
また、季節商品を仕入れる場合は、季節が過ぎると売れにくくなる可能性があることを認識し、仕入れる量をコントロールすることが大事です。
これらの対策を講じることで、仕入れた商品の販売タイミングを見失うという失敗を避けることができます。
2-8. 商品の知識がないまま仕入れる
商品の知識がないまま仕入れるというのも、せどり初心者が陥りがちな失敗です。
商品を仕入れる際には、その商品の特性や需要、価格動向などを理解しておくことが重要です。
しかし、初心者はその知識を持たずに商品を仕入れ、結果的に商品がなかなか売れない、あるいは赤字を出してしまうことがあります。
具体的な失敗例としては、以下のようなケースがあります。
↓
ある初心者せどらーが、自分が全く知識の無い”楽器”を仕入れました。
その楽器は他の店舗よりも安く売られており、価格差と売れ行きを見ても大きな利益が見込めるように思えました。
しかし、その楽器には多数の付属品を必要とするものの、付属品は付いておらず、また特殊な知識を必要とする商品でした。
そのことを知らなかったばかりに商品は全く売れず、大きな赤字を出してしまいました。
このような失敗を避けるための対策としては、商品を仕入れる前にその商品の特性や需要、価格動向などを調査することが重要です。
また、自分が全く知らないジャンルの商品はそもそも仕入れないか、仕入れる場合は、そのジャンルについて勉強することも必要です。
これらの対策を講じることで、商品の知識がないまま仕入れるという失敗を避けることができます。
2-9. 出品禁止の商品を仕入れる
出品禁止の商品を仕入れるというのも、せどり初心者が陥りがちな失敗です。
商品を仕入れる際には、その商品が出品可能な商品であることを確認することが重要です。
しかし、初心者はその確認を怠りがちで、結果的に出品禁止の商品を仕入れてしまうことがあります。
具体的な失敗例としては、以下のようなケースがあります。
↓
ある初心者せどらーが、とあるメーカーの家電製品をセールで仕入れました。
他の店舗よりも安く仕入れることができ、価格差や売れ行きも問題ない、一見すると大きな利益が見込めるように思えました。
しかし、そのメーカーの商品はAmazon出品禁止商品であり、出品ができませんでした。
結果、ヤフオクで商品を売ることができたのですが、当初の予定よりも利益を出せず、手間だけがかかってしまいました。
このような失敗を避けるための対策としては、商品を仕入れる前にその商品が出品可能な商品であることを確認することが重要です。
特にAmazonにおいては、一部のジャンル・商品で出品禁止の場合があるので、仕入れる前にしっかりと確認しましょう。
また、ヤフオクやメルカリなどにおいても、出品が禁止されている商品があるので、ガイドラインや出品規約には目を通しておきましょう。
その他、著作権に問題のある商品や、その他の理由で出品禁止となる可能性のある商品を仕入れる場合は、そのリスクを十分に理解しておくことも必要です。
これらの対策を講じることで、出品禁止の商品を仕入れるという失敗を避けることができます。
2-10. カードの支払いまでにお金が用意できなかった
カードの支払いまでにお金が用意できなかったというのも、せどり初心者が陥りがちな失敗です。
商品を仕入れる際には、その商品の支払いを計画的に行うことが重要です。
しかし、初心者はその計画を怠りがちで、結果的に支払い期限までにお金を用意できず、利益を出すどころか赤字を出してしまうことがあります。
具体的な失敗例としては、以下のようなケースがあります。
↓
ある初心者せどらーが、セールで安くなった商品を大量に仕入れました。
手持ちの現金では足りなかったので、クレジットカードで支払いました。
価格差や売れ行きにも問題なく、一見すると大きな利益が見込めるように思えました。
しかし、仕入れた商品が思ったよりも売れず、カードの支払い期限までにお金を用意できませんでした。
カードの支払いを延滞してしまった結果、カード会社の信頼を失ってしまい、クレジットカードの枠を減らされることになってしまいました。
このような失敗を避けるための対策としては、商品を仕入れる前にその商品の支払い計画を立てることが重要です。
また、商品が思ったより売れない可能性を考慮に入れ、そのリスクを十分に理解しておくことも必要です。
具体的には、あらかじめカード支払い額と同等のキャッシュ（現金）を用意しておいて、次回カード支払いに余裕を持たせておくことです。
これらの対策を講じることで、カードの支払いまでにお金が用意できなかったという失敗を避けることができます。
せどり成功のための鉄則｜初⼼者が押さえるべきポイント
3-1. PDCAサイクルの重要性
3-1-1. PDCAサイクルとは何か？
PDCAサイクルは、ビジネスの世界で広く用いられるフレームワークで、
・Plan（計画）
・Do（実行）
・Check（評価）
・Act（改善）
の4つのフェーズから成り立っています。
これは、問題解決や改善活動を継続的に行うための一連のステップを示しています。
計画フェーズ（Plan）では、目標を設定し、それを達成するための戦略を立てます。
実行フェーズ（Do）では、計画を具体的な行動に移します。
評価フェーズ（Check）では、行動の結果を分析し、目標達成のための進捗状況を確認します。
改善フェーズ（Act）では、評価の結果に基づいて次の行動計画を改善します。
これらのステップを繰り返すことで、ビジネスプロセスの改善と最適化を図ることができます。
せどりで成功を収めるためには、PDCAサイクルを理解し、それを自分のビジネスに適用することが重要です。
3-1-2. PDCAサイクルをせどりにどう適用するか
せどりにPDCAサイクルを適用するためには、まず計画フェーズ（Plan）で仕入れる商品の選定や販売価格の設定など、具体的なプランを作成します。
次に、実行フェーズ（Do）でそのプランに基づいて商品の仕入れと販売を行います。
評価フェーズ（Check）では、販売結果を分析し、利益が出た商品、売れ行きが良かった商品、反対に売れ行きが悪かった商品などを明確にします。
そして、改善フェーズ（Act）では、その分析結果を基に次の仕入れ計画を見直し、改善します。
このPDCAサイクルを繰り返すことで、せどりのビジネスを成功に導くことができます。
3-2. 自分に合った仕入れ先を見つける
せどりを成功させるためには、自分に合った仕入れ先を見つけることが重要です。
それぞれの仕入れ先には特徴があり、
・自分のニーズに合った商品を扱っているか
・安く仕入れができるか
・信頼性があるか
を確認することで、最適な仕入れ先を見つけることができます。
3-2-1. 自分のニーズに合った商品を扱っているか
せどりを行う際には、自分がどのような商品を扱いたいのか、自分のニーズを明確にすることが重要です。
例えば、特定のジャンルに特化した商品を扱いたい場合や、新品・中古品のどちらを扱いたいのか、または、どのような価格帯の商品を扱いたいのかなど、自分のニーズに合わせて仕入れ先を選ぶことが求められます。
そのため、仕入れ先を選ぶ際には、自分のニーズに合った商品を扱っているかを確認しましょう。
3-2-2. 安く仕入れができるか
せどりの利益は、仕入れ価格と販売価格の差によって決まります。
仕入れ価格が低いほど利益を出しやすくなるので、できるだけ安く仕入れができる仕入れ先を探しましょう。
ただし、仕入れ価格だけでなく、商品の品質やサービスも重要な要素です。
・品質の良い商品を安い価格で仕入れる
極端な話、これができればせどりで成功するのは難しくありません。
3-2-3. 信頼性があるか
せどりを行う際には、仕入れ先の信頼性も重要な要素です。
信頼性がある仕入れ先から商品を仕入れることで、商品の品質を保証することができ、また、問題が発生した際にも適切な対応を期待することができます。
そのため、仕入れ先を選ぶ際には、信頼性があるかどうかを確認しましょう。
以上の3つのポイントを踏まえて、自分に合った仕入れ先を見つけることが、せどりの成功に繋がります。
自分のニーズに合った商品を扱っているか、安く仕入れができるか、信頼性があるかを確認し、最適な仕入れ先を見つけましょう。
3-3. Amazon FBAの活用方法
3-3-1. Amazon FBAとは何か？
Amazon FBA（Fulfillment by Amazon）とは、Amazonが販売者の代わりに商品の保管、包装、出荷、顧客サービスを行うサービスです。
また、商品の返品や顧客からの問い合わせにも対応してくれます。
これにより、販売者は商品の物流管理から解放され、商品の仕入れやリスト作成、マーケティングなど、ビジネスの他の側面に集中することができます。
せどりで成功するためには、このAmazon FBAを効果的に活用することが重要です。
フルフィルメント by Amazon（FBA）
https://sell.amazon.co.jp/fulfill/fulfillment-by-amazon
3-3-2. Amazon FBAをどう活用するか
Amazon FBAを活用するためには、まず仕入れた商品をAmazonのフルフィルメントセンターに送ります。
商品がセンターに到着すると、Amazonのスタッフが商品を受け取り、保管します。
その後、Amazon上の商品ページに反映され、商品が販売開始されます。
その商品が売れたら、Amazonのスタッフが包装し、顧客に直接出荷します。
また、商品の返品や顧客からの問い合わせにもAmazonが対応します。
これにより、販売者は商品の物流管理から解放され、ビジネスの他の側面に集中することができます。
その他にも、Amazon FBAを利用することで、Amazon Primeのメンバーに対しても商品を提供することができ、より広い顧客層にアクセスすることが可能になります。
3-4. 商品の出品制限について
3-4-1. 出品制限とは何か？
出品制限とは、特定の商品がプラットフォーム上で販売されることを制限するルールのことを指します。
国内の代表的なプラットフォームであるAmazonやヤフオク、メルカリなどでは、特定の商品の出品が制限されている場合があります。
これは、法的な理由や品質保証のため、またはプラットフォームのポリシーによるものです。
これらの制限は、商品の種類、ブランド、状態などによって異なります。
例えば、特定のメーカーの商品は、メーカーの許可なく販売することができない場合があります。
また、中古の電子製品や化粧品など、特定の状態の商品の販売も制限されている場合があります。
各プラットフォームにより出品制限のルールや品目は異なるので、事前に確認しておきましょう。
せどりで成功するためには、これらの出品制限を理解し、遵守することが重要です。
Amazon出品規約
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GWFZQ8U37JV9AUT5
メルカリ – 禁止されている出品物
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/259/
ヤフオク – 禁止行為や出品禁止物（ガイドライン違反）
https://support.yahoo-net.jp/PccAuctions/s/article/H000008891
3-4-2. 出品制限をどう遵守するか
出品制限を遵守するためには、まず自分が販売しようとしている商品が制限されているかどうかを確認することが重要です。
そのためには、各プラットフォームの出品ガイドラインをしっかり確認しましょう。
また、特定のブランド・メーカーの商品を販売する場合は、許可を得ることが必要な場合があります。
これらの制限を遵守することで、法的な問題を避け、ビジネスの信頼性を保つことができます。
せどり初⼼者の失敗を防ぐ｜まとめと今後の展望
4-1. せどり初心者が失敗を避けるためのポイント
せどりを始める際には、まずPDCAサイクルの理解と適用が重要です。
これにより、せどりビジネスの改善と最適化を継続的に行うことができます。
また、信頼できる仕入れ先と販売先を見つけることも重要です。
これにより、仕入れる商品の品質を保証し、適正な価格で取引を行うことができます。
さらに、Amazon FBAの活用や出品制限の理解と遵守も、せどりで成功するための重要なポイントと言えます。
4-2. せどりで成功するためのアドバイス
せどりで成功するためには、市場のトレンドを把握し、適切な商品を選ぶことが重要です。
また、商品の仕入れ価格と販売価格、在庫のバランスを適切に保つことも重要です。
さらに、顧客サービスの質を高めることで、顧客の信頼を得ることができます。
これらのポイントを押さえ、PDCAサイクルを適用しながらビジネスを進めることで、せどりでの成功を実現することができます。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
追記：初心者向けせどり記事をまとめました
↓
