あなたのAmaozn出品の店舗(ストア)名ですが、最初に付けたっきり、そのままにしていませんか?
考えに考えて店舗名を付けたのなら、愛着もあるでしょうし、それにこだわりたくなるのも分かります。
ですが、Amazonの店舗(ストア)名は「あなたのお店の顔」と言えるもので、これを適当にしたままでは売れる商品も売れなくなってしまいます。
とは言っても、
「そんなことは分かっている、でも最初に考えて付けたのだから、別に無理をして変えなくても良いのでは?」
という考えもあると思います。
それは間違っていません。
ですが、あなた以外のライバルせどらーたちは自分の商品を売るために日々努力しています。
そしてその中には、お店の顔とも言える、Amazon店舗(ストア)名も含まれているはずです。
あなたはご存じないかもしれませんが、Amazonの店舗(ストア)名の重要さを分かっているせどらーは、店舗名の変更も上手く使いこなして売上を大きく伸ばしています。
店舗名をちょっと変えるだけでも、お店の信頼度を上げたり、自店舗をアピールしたりして、売り上げを伸ばすことができます。
というわけで、本記事では、
- 売り上げを大きく伸ばすための店舗名の考え方
- 店舗名を変えるタイミングと付け方
について解説していきます。
店舗名の変更を上手く活用して、あなたもせどりの売上を伸ばしていきましょう!
ちなみにこちらの記事も合わせて読むと、Amazon店舗名の付け方についてさらに知識が深まります。
ぜひ参考にしてみてください
↓↓
Amazon出品の店舗(ストア)名を変更するタイミングと考え方
店舗(ストア)名を変える場合、大前提として覚えて欲しいのは、核となる部分の名前については変えなくても良い、ということです。
※変えてもOKです
例えば、私の場合「オンラインショップ ○○」という店舗名ですが、変更する場合もこの部分は基本変えていません。
それにプラスαして、色々と変えていったわけですね。
なので、それを前提としてどのように店舗名を変えていけば良いのかをお話しします。
セールを開催したいとき
- 「ポイント大還元!」
- 「12月末まで大セール中!」
など、何かしらのセールを打ち出したいときは、店舗名にセール内容を書いてしまった方が良いです。
たとえば、
- オンラインショップ〇〇【ポイント10%大還元中!】
- 【12月末まで大セール中!】〇〇古書堂
みたいな感じで使います。
どの商品を買われる前でも店舗名の部分は必ず見られるので、そこにセール内容が書いてあればお客さんに伝わります。
そうすると、「あ、このお店は今セール中でお得なんだな」と思ってもらうことができ、購入に繋がりやすくなります。
専門性を出したいとき
例えば、あなたのお店が何かのジャンルに特化したお店だとしたら、「オンラインショップ ○○」のような何でも売っています的な店舗名よりも、
- 「中古家電専門店!○○電機」
- 「音楽機器多数揃っています!○○音楽堂」
という感じで、専門店風な店舗名を付けた方が良いです。
別にあなたがそのジャンルの専門家でなくてもいいです。
ジャンルが統一されていれば、
・そのジャンルの商品を多く扱っている ⇒ そのジャンルに詳しい ⇒ 専門家
として、お客さんから見られるようになります。
これは特に値段よりも質の高さを重視するお客さんだと、何でも扱っているお店よりも、専門店の方が売れやすくなります。
ただし、専門店化すると他のジャンルが取り扱いづらくなるのが欠点としてあります。
仕入れジャンルが大きく変化したとき
例えば、これまでずっと古本がメインで「○○ブックス」のような名前にしていたとして。
家電や化粧品、食品など、古本とは違うジャンルの商品も扱い出すようになると、「○○ブックス」はちょっと合わないですよね。
お客さんから見れば、本の販売が上手くいかなくて、色々なジャンルに手を出しているお店と思われかねません。
なので、「○○ブックス」のように、ある一部のジャンルをイメージさせるような店舗名を付けている場合は、「ブックス」の部分だけでも変えるようにしたほうがよいでしょう。
例えば、
- 「○○ショップ」
- 「オンラインストア ○○」
などでしたら、どのジャンルにも応用できるショップ名ですよね。
この辺は他のセラーの店舗名を参考にすると良いでしょう。
ストア実績を打ち出したいとき
- 「Amazon評価500件突破!」
- 「年間取引数2000件!」
など、Amazonでの販売実績をアピールするお店もありますが、これも有効な手段です。
Amazonは新規の出品者は売れづらいと言われていますが、買う側の心理としても、理解しているかどうか分からない新規の人よりも、ある程度販売経験・実績があるお店の方を信頼してくれます。
店舗の評価数は商品一覧画面で見ることができますが、取引回数の実績や運営年数までは分からないので、その辺をアピールするのは十分ありでしょう。
古物商許可証を取得したとき
古物商許可証を取得すると、
「○○県公安員会 第○○○号」
といった感じで、番号が発行されます。
これは正式な方法で取得し、公的機関から許可をもらった証ですので、文字数に余裕があるなら、そのまま店舗名に載せてしまいましょう。
ちゃんとしたデータがあるわけではないですが、Amazonに出品している個人せどらーのほとんどは古物商許可を取らずにせどりをしていると言われています。
そんな中、あなたはちゃんと公的機関から許可をもらって運営しているというアピールにもなりますし、モグリでやっているせどらーよりも信頼できるお店として見られます。
ちょっと文字数が多いので、店舗名と合わせると他に文字を入れる余裕がなくなってしまうのが難点ですね。
緊急を要するとき・一時的に発送を休みたいとき
例えば、あなたが1人でAmazon運営をしていたとして、突然、事故や病気になり、メールや電話対応するのが難しくなったとします。
その場合、自己出品の商品に関しては出品停止にできますが、FBA出品の商品はそのまま売りっぱなしになると思います。
そうなると、メールでの問い合わせが来る場合があります。
そんな時に対応できずに放置していると、アカウントのパフォーマンスが悪くなってしまい、最悪アカウント閉鎖の可能性もあります。
そういったときに店舗名で対応できない旨を知らせておくと、多少なりとも抑制にはなります。
他にも、自己発送がメインだけど、出品停止はしたくない、でも、特定の期間だけは発送をしたくない、というのであれば、
「【8/13〜15は発送をお休みします】オンラインショップ○○」
という感じにすると、出品したままで発送だけ停止することができます。
Amazon出品の店舗(ストア)名を変更する方法&手順
Amazonセラーセントラルにログインしたら、
「設定」にカーソルを合わせて、「出品用アカウント情報」をクリックしてください。
画面が切り替わりますので、
今度は左上の「出品者のプロフィール」をクリックしてください。
「出品者の情報」の「表示名(店舗名)」を変更したい店舗名にして、チェックボックスにチェックを入れてOKをすると変更が完了します。
文字数制限があるので、そこに収まるように店舗名を付けてください。
※Amazonヘルプには「16文字以内をオススメ」としていますが、それ以上でも問題ありません
店舗名変更後、大体数分〜15分以内には新しい店舗名が表示されるようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は意外と軽視されがちな「Amazon出品の店舗(ストア)名」の変更の重要さについて解説しました。
Amazonの店舗名が重要なことは、多くのブログで語られていますが、変えることの重要性を伝えている人はほとんどいません。
私のショップでは「オンラインショプ ○○ (古物商許可番号)」という店舗名をメインにしていますが、たまに頭の部分を色々と変えたりして、見込み客の目を惹くようにしています。
ぶっちゃけて言うと、楽天やYahooショッピングなんかは店舗そのものが重視されますが、Amazonでは店舗そのものはさほど重視されません。
なぜなら、楽天やYahooショップは「出店型」
つまり、お店を出して、そこに商品を陳列するのに対し、
Amazonは「出品型」
商品が先にあって、そこに売りたい人が出品する。
という仕組みになっています。
なので、Amazonは店舗自体はさほど重要ではなく、Amazon以外の出品者から買った商品のお店の名前を覚えている人はかなり稀ではないでしょうか。
つまり、あなたがどんな凝った店舗名を付けても、お客さんはそれを覚えてくれることはほとんどありません。
店舗名が重視されるのは、他のネットモールでも併売している店舗やリアルショップでも販売しているお店。
あとはごく一部の超大手Amazon出品者ぐらいでしょう。
それ以外の個人出品者・小規模出品者は店舗名なんか覚えてもらえないので、いっそのこと、店舗名以外の部分で大きくアピールする方法を考えていきましょう。
そのために今回お伝えした方法は非常に有効ですので、ぜひ活用してみてください。
Amazonの店舗名の付け方については、こちらでも詳しく解説していますので、参考にしてみてください
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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。